今週から
NHKのBSで
こころ旅が
再開。
ヘルメット。
丸メガネのサングラス。
フェイスマスク。
自転車。
見た人は
ほぼ全員が思ってる。
「おー タイマーズやないかい その特徴はもう完全にタイマーズやがな」
今週から
NHKのBSで
こころ旅が
再開。
ヘルメット。
丸メガネのサングラス。
フェイスマスク。
自転車。
見た人は
ほぼ全員が思ってる。
「おー タイマーズやないかい その特徴はもう完全にタイマーズやがな」
対面は
実に不便だ。
対面には
移動が伴うが、
移動には
物理的、時間的、金銭的に
少なからず費用がかかる。
さらに現在は、感染という
リスクも伴うことになる。
それでも
わざわざ対面を行う
とするならば、
そこには
「どうしても会いたい」
「会わずにはいらない」
といった強い衝動があるからなのだろう。
それは会うことの意味という次元を
超えているのだと思う。
そしてその衝動は、
会って同じ空間にいることで
目にみえない波動、さらには
反響や残響などを共有することに
他にはかえがたい
その瞬間以外には考えられない
生きていることの実感やよろこびを
得られるからだ。
そしてそれは
大部分が偶発的なものなのだけれど、
なんらかの新たな価値との出会いを
生むこともある。
そしてそのライブの経験は
すごい瞬間に
「立ち会った」
「居合わせた」
記憶として
いつまでも余韻が残り続ける。
会議であれ、
芸術や芸能であれ、
個人的な出会いであれ、
対面というライブが
どうしても
必要とされるのは、
やはりそれが
生というものの本質と
深くかかわっているからなのだろう。
それをライブ(「生きる」)と
名付けた人は
すごいと思う。
昨日は
4月以来の
対面形式の
会議。
会場は
ホテルだったが
事務局が
持ち込んだ
アクリルボードで
個別に仕切り。
会場に来れない人は
オンラインで参加。
マイクも使ったので
聞き取りにくいことはなく、
案外スムーズに進行。
このような状況で
あえて対面形式の
会議が意味を持つのは
どういうときなのだろう。
オンラインの会議では
どうしても調子が出ない人も
いるかもしれない(いる気がする)。
さらに会議での合意を形成する過程で
アイコンタクトのようなものが
意見のすりあわせなどで重要な場合、
対面が必要になるときも
あるだろう。
ちなみにアイコンタクトについては
以前にも触れた。
https://genda-radio.com/archives/date/2020/07/06
このアイコンタクトは
ときに「空気」と呼ばれ
日本的な曖昧な意思決定として
批判もされる。ただそれが
流れを決定づけるほど
重要なこともあるのが
会議というものだろう。
特に大きな意思決定を
みんなの責任で行わなければならない
ときなど、
対面には一定の価値があると
思う(のだけれど)。
気になったのは
ホテルの会場案内に
こちらの会議名以外
一切なかったこと。
現状のきびしさを
まざまざと
見せつけられた気がした。
昨日の
折々のことば
もたくさんの方が
お読みになったようで
反響を多くいただく。
そのなかで
「小ネタってなに?」
というものもあった。
鷲田さんは
小ネタを
日々の生活に潜む、
無理のない、
でもちょっと楽しい、
そんな(地域を知る)手がかり
と表現されていた。
詳細は
東大社研・中村尚史・玄田有史編
『地域の危機・釜石の対応 多層化する構造』
東京大学出版会
http://www.utp.or.jp/book/b508909.html
の終章「危機対応と希望」
をお読みいただければと思う。
そのエッセンスは
以下などでも(前後続きあり)
紹介しています。
https://genda-radio.com/archives/date/2020/06/17
https://genda-radio.com/archives/date/2020/06/18
今朝の
朝日新聞の
鷲田清一
「折々のことば」
1873回目。
ありがとうございます。